メールlineinstagram
ブログ

BLOG

ブログ

2026/06/02

整備

“PRESIDENT” 故障修理①


「エンジンがかからなくなってしまった」とのことでご入庫。
原因を探っていきます❗
まずは、燃料不具合診断から行いましたΣ(・ω・ノ)ノ

・燃料が送れているか

 
エンジンルーム内、燃料フィルター下流に燃料来ず...(・_・;)💦

・ヒューズ点検





 
 ヒューズの確認→OK

・燃料ポンプに電圧がかかっているか

 
電源確認(断線点検)→OK

・燃料ポンプ単体点検

 
NG🙅動きませんでした。

・タンクのサビ状況

 
多量のサビが蓄積されています...。
以上の結果から、まずは燃料ポンプ単体の故障が原因。
(その他不具合についてはエンジン始動後に判明する可能性あり💧)

現時点では、以前から生じていた不具合は、主にタンク内の錆による燃料ポンプの劣化、その他錆による燃料ラインの劣化に伴うエンジン不調であったと推測🤔
古い車両のフューエルポンプは完全不動になる前に燃圧低下が起こり、エンジン不調となる場合が多々あります。
(アイドル不安定、トルクが出ない、負荷がかかるとエンストする等)
今回、完全に故障したため、燃料が全くデリバリーされずエンジン不動となった運び(;゚Д゚)
 
従って 
・フューエルポンプ交換
・タンク洗浄
・フューエルフィルター交換 を行っていきます!
 

タンク洗浄から開始。
本来であれば新品交換が理想ですが、新品タンクがないため洗浄にて対応します。
 

👆沈殿してたサビ


まずはタンク内部の状態を確認し、ハイ・トレールを使用して洗浄(; ・`д・´)
 

蓄積した汚れやサビをしっかり除去🙇内部の状態を確認しながら丁寧に進めます。

 
タンク・クリーナー(はなさかG)を使用してタンク内部を洗浄。サビの再発を抑えながらきれいにな状態に整えていきます(^^♪

 
洗浄剤が残らないよう水で何度もすすぎを実施!内部がきれいになるまで繰り返し洗い流しました🫢

 
👆使用したハイ・トレール
 

👆使用したタンク・クリーナー

 
燃料ポンプの新設を実施。純正ユニットに新ポンプを組みます!
燃料を安定して供給するための重要な部品となるため、取付位置や配管の取り回しを確認しながら作業を行いました!

 
サビの対策をします。

 
サビ転換材を使用して進行を抑制。今後の腐食を防ぐため、下地処理をしっかりと❗
 

👆純正ポンプと新ポンプ
大きさが違う(´゚д゚`)?!このままでは取り付けできません...。
 

純正ポンプをユニットに組むため、ポンプを固定するスペーサーを設計・製作することにします!!

 
ポンプの寸法を測定し、設計したデータを元に3Dプリンターで製作!

 
常にガソリンに漬けられている状態になるので、KEYENCE製超高級プリンターにて耐薬品性の高いナイロン素材にてプリントします👀
 

ポンプ固定用スペーサーが完成🙋‍♂️

 
現物に合わせて設計したため、ポンプをしっかり固定できる仕様となっています(^^)/~~~
 

次に、配線クリップとワッシャー製作🔧
ユニットの配線接続部が腐食により破壊されていたため、配線の通り道を作成します!

 
燃料ポンプユニットの組み付けに必要なワッシャー。細かな部品も1つひとつ合わせていきます🙆‍♀️

 
配線クリップのモデリング。寸法を測定しながら形状を再現します!
 

👆配線クリップとワッシャー
こちらは超耐溶剤性のナイロン素材でプリントしました!(もちろんKEYENCE!)
 

燃料ポンプユニットへ絶縁ゴムを取り付けました。絶縁ゴムは振動や接触によるトラブルを防ぎ、部品を保護する重要な役割を担っています😎
 

タンク内に絶縁グロメットを取り付け。見えなくなる部分ですが大切な部品です✨
 

耐ガソリンのFEP線を使用してポンプ線を配線します。

 
製作したクリップで配線を固定。振動などによるトラブルを防ぎます(';')
 

ステンレスワイヤーでポンプをユニットにしっかりと固定!

 
配線の通り道にはコーキング処理をして完了!配線周辺の密閉性を確保し、燃料漏れや水分・異物の侵入を防ぐための重要な工程です🙏

故障修理、次回に続きます!

一覧に戻る